ベンチプレスフォーム修正方法

トレーニングの中でもかなり認知度の高いトレーニングのうちの1つの「ベンチプレス」❗️

 

しかし、正しいフォームでこなすのは難しいです。。

〈正しいフォームの例〉

・常に肩甲骨の内転下制出来ている。

・腰椎の過伸展がしていない。

・股関節のみ伸展が行われている。

 

〈間違ったフォームの例〉

・挙上時に肩甲骨が外転挙上している。

→肩甲骨の前傾、三角筋全部に過度なストレス

・腰椎の過伸展。

・股関節伸展が出ず、腰椎の代償。

 

こういった様々な課題があるかと思います。

本日、初めて担当させて頂いたお客様で「肩甲骨が外転挙上している。」フォームのベンチプレスでした。

 

どうしても慣れない方はバーベルをとにかく、押し出そう!押し出そう!Press!という印象があるみたいです。

 

そこで「バーを動かしているのではなく、自分自身が動いてる感覚で行ってください。」と伝えたところ、それではあまり修正はされませんでした。

 

今度は、「腕立て伏せをイメージしながら行ってください。」と伝えました。

そうしましたら、少しフォームが改善?されました!

 

あともう一声と思った時に、

「バーを上げる時に体全体をベンチに押し付けるようにして行ってください。」と伝えました。

その方にはかなりある程度の内転下制が出来るようにとなりました!!

 

つまり、ベンチプレスは

・バーを押すのではなく、体全体をベンチに押し付ける。

事が正しいフォームへの近道となります。

 

※補足

・バーベルの真上に手のひらをかざすとより体全体を押し付けるようなフォームに近づきます。

→手のひらをかざす事により、手前に壁が出来たと錯覚し、思わず後ろに移動してしまうような感覚なのでしょう。

 

なのでベンチプレスでの挙上時に外転挙上してしまう方にこのような方法で今後もアプローチをしていきたいと思います。