Why,How,What〜動機づけ〜

 

セッションでのロールプレイングを行い、そこで自分自身がトレーナー、クライアントの両役をして感じたことがありました。

 

まずトレーナーの役では、

しっかりとクライアントの情報、さらに詳しく聞いていかないとその後の評価やプログラムデザインなどが何の目的もなく、行ってしまうことになります。

 

「夏までに痩せたい!」という情報に対して

・誰みたいな体を理想としているか
・痩せたいと思う部分的箇所

・どんな痩せ方がいいのか
・体重、体脂肪率

・痩せたらどうしたいか(海行く、可愛い服を着たい)

 

「男たるものは懸垂がしたい!」

という情報に対して

・どういう懸垂なのか(ワイド、ナロウ、パラレルグリップなど)

・動機

・懸垂を出来るようになり、どうしたいか

 

など聞く必要があります。

 

また、クライアントの役では

トレーナーが自分に対する本質

(Why,How,What)を伝えているかによって入ってくる話の内容の理解が変わってくるんじゃないかと思いました。

 

ex)

・あなたは少し〜です。その〜の改善の為に、今から〜の種目を15回3セット行います。

 

このような伝え方をされるとクライアントは自分の為にこれだけ思ってくれているという本質が伝わります。

また、自らそのゴールの為に今からが必要だから頑張ろうというサイキングアップにも繋がります。

 

まずはこのような伝え方を心がけて日々のセッションで取り組んで、クライアントの表情などを観察して行きたいと思います。