キューイングでのネガティヴワードはNG

 

クライアントにトレーニング種目を伝え、その種目を行いキューイングする際に「ネガティヴワード」はむしろ、マイナスなフォームを招いてしまう傾向が多いです。

 

例えば

・BSQでの後ろ足に体重が乗ってしまう人に対して「後ろ足に体重が乗せないように!」と伝えると余計に後ろ体重になってしまうのがほとんど。

 

・まだ見当たらないけど、絶対にカナブンやゴキブリが自分の顔に向かってバタバタと飛んでくるのを想像しないでください!といった時にも想像してしまいますよね。

 

・「ペンキ塗りたて。触るな。」と書いてある看板にも思わず触りたくなる感覚。

 

このように「ヒト」はマイナスなモノを想像しやすくなる生き物であるとも言えます。

※ネガティヴ思考が人間の本来のデフォルトである。と脳科学者の茂木健一郎氏の自身の訳書で説明をされています。

 

例の一つの中のBSQのキューイングとして、「後ろ足に体重が乗せないように!」ではなく、「前足の足裏全体に体重をもっと乗せてください!」というと、言われたことに対しての認識が強くなり、改善できることがあります。

 

つまり逆を返すと「ポジティブワード」。

 

なので、ポジティブにし一つは一つの成功体験も与えることにより、トレーニングが楽しい!という思考になってもらえるようなキューイングを行って参りたいと思います。