話の緩急
人に物事を伝える時には、キーワードとなるモノの発言の緩急をつけるとより伝わりやすくなります。
なぜ、大学の講師の授業を聞いた際に
集中力が切れたり、眠くなってしまい、あまり内容が入ってこないかと言うと、「内容の全てが棒読み」だからです。
生徒に問題があるのではなく、講師の話し方に問題があります。
トレーナーとクライアントの関係も同じことが言えます。
トレーニング種目の目的や説明を伝える時に、相手にうまく伝わっていなくて、クライアントのフォーム獲得に時間がかかる。
ではなく、
・トレーニング種目での重要ワード
・説明での伝えたいキーワード
リバースクランチなら
・下腹部、腰の隙間をなくす、上げる
プッシュアップなら
・体は一直線、胸だけ付ける、下腹部
などのキーワードを伝える際に
・少し間を開ける
・声を大きく発する
・違うリズムで話す
実際にこれらを意識し、伝えたところ大体のベースとなるフォーム作りが出来ました!
なので、最初はベースとなるキーワードを印象深く伝えて、それから細かいところの修正を今後も様々なキューイングを試しながら行なっていきたいと思います!
Why,How,What〜動機づけ〜
セッションでのロールプレイングを行い、そこで自分自身がトレーナー、クライアントの両役をして感じたことがありました。
まずトレーナーの役では、
しっかりとクライアントの情報、さらに詳しく聞いていかないとその後の評価やプログラムデザインなどが何の目的もなく、行ってしまうことになります。
「夏までに痩せたい!」という情報に対して
・誰みたいな体を理想としているか
・痩せたいと思う部分的箇所
・どんな痩せ方がいいのか
・体重、体脂肪率
・痩せたらどうしたいか(海行く、可愛い服を着たい)
「男たるものは懸垂がしたい!」
という情報に対して
・どういう懸垂なのか(ワイド、ナロウ、パラレルグリップなど)
・動機
・懸垂を出来るようになり、どうしたいか
など聞く必要があります。
また、クライアントの役では
トレーナーが自分に対する本質
(Why,How,What)を伝えているかによって入ってくる話の内容の理解が変わってくるんじゃないかと思いました。
ex)
・あなたは少し〜です。その〜の改善の為に、今から〜の種目を15回3セット行います。
このような伝え方をされるとクライアントは自分の為にこれだけ思ってくれているという本質が伝わります。
また、自らそのゴールの為に今からが必要だから頑張ろうというサイキングアップにも繋がります。
まずはこのような伝え方を心がけて日々のセッションで取り組んで、クライアントの表情などを観察して行きたいと思います。
リアクションを大きく
道中で話をしている人の会話、表情などをチラチラ見て聞いていて、
話している人の表情がポーカーフェイスに近い状態で、聞いている相手はちゃんと伝わってる感じがないように感じました。
楽しい話をしているはずが、あまり楽しそうな表情、テンションではないなと感じました。
そこで、自分はお客様に1つ1つのリアクションを大きく行ってみました。
・あともう少し〜
→指でどのくらいかを表す。
・こうするともっと良いですよ!
→マンガ見たく腕を振り回す感じにGOOD。
・僕も○○したかったんですよね!!
→ちょっと悔しがるようなリアクション
このようなリアクションをしたら、
多くのお客様が自分のお話もよりして下さるようになりました!
自分のリアクションを大きくする事により、相手は心を開いてくれたと思って自身のお話もしてくれたのだと思いました。
なので、1つ1つのリアクションを大きくして、自分のことを話しづらい人に対して、より実践して行きたいと思います。
クライアントの気持ちになる
本日は仕事終わりにほぼ同時刻に終わった高校の友人と合同トレーニングに行って来ました。
お互いにそれぞれ各種目にスポットに入り、
・フォームチェック
・インターバル
・回数
・重量
などを相手の設定をしあいました。
そこで自分もトレーニング指導を受けて感じた事として、
・現在のコンディションの把握
・インターバルは適切かどうか
・表情
・インターバル中の行動
などをより考えて欲しいという場面もチラホラありました…つまり、、ガムシャラに追い込まれたという事です。笑
クライアントも同じようなことをより敏感に思うんじゃないかなと思いました。
なので、ただの不快感を与えるようなトレーニングのストーリーでは、追い込まれるのみでやる気に満ち溢れた気持ちが徐々に薄れていくのだと感じました。
身をもって経験することにより、自分のこれからのセッションに大きく役立つ良い経験だと思います。
なので、しっかりとメリハリのあるセッションのストーリーを構成をし、こんだけ追い込まれても楽しくなってしまうような事として、
・成功体験を与える、褒める
・徐々に難しい種目も取り入れる
・その種目を行う目的、ベネフィットを伝える
これらを意識してセッションに臨んで行きたいと思います。
間接的なキューイング
トレーニングを行う目的として
・A-ROM、P-ROMの獲得
・筋力アップ
・アライメント修正
・動作改善
などがあります。
それらの目的と最大限に引き出すためには、「適切なフォーム」を行う事が重要となります。
また、適切なフォームを伝えるためには印象に残るキューイングも重要となります。
1つのキューイングで複数改善されるポイントがあるものがあります。
より丁寧に、反動つけずにゆっくり動作を行う真のキューイングに対して、
動かしてはいけない部分が1mmも動かないようにと伝えると自然に動作が改善されると同時に動作スピードもかなりゆっくり、丁寧に変わっていきます。
ゆっくりと伝えてもどれくらいゆっくりなのか分からない方は少なくないかなと思います。その方々にそのような方法でキューイングしてみたいと思います。
新規案内・初回
初回のお客様を担当させて頂きました。
まず最初として大事に思ったことはお客様の情報を十分に知る準備が大事だと思いました。
お客様は以前、無料見学会にも参加され、見学時に仕事の同僚と会うという出来事を先輩トレーナーに聞いていた事で、最初の話始めがスムーズに出来ました。
つまり、「準備」をする事でよりスムーズに物事を行うことができます。
・この人は無料見学会に来たか?
・男性、女性?
・メール時での印象
それでも、情報が少ない場合はカウンセリング時にしっかり情報を聞き、些細な事でも必ずメモする事も大事だと思いました。
ただ、情報は収集できたものの、その情報を上手くまとめられず、発展した内容を伝えることはあまり出来なったです。
例として
お客様「フットサル月一でしてます。」
自分「フットサルされてるんですね!」
お客様「はい!そうです。」
自分「会社の同僚、友人とやられるのですか?」
などなど。
こういった発展した質問も取り入れることで、相手な聞いてくれてると安心して頂き、それが出来ていた場面ではお客様から情報を言ってくださいました。
常にお客様の情報に些細な事でもキャッチするようにし、発展した質問なども取り入れていきたいと思います。
また、初回のお客様のフィジカルチェックを見ていると、これから先このお客様がどう変わっていくのだろう、より出来るようになって思わず月一ではなく、自ら時間作ってフットサルしたいという思考に変えていけるようにしたいと思いました。
「自分の為に泣いてくれるようなクライアント」
とても魅力的だと常に思います。
そうなってもらえるように、一生という単位でお付き合いするということを思いながら、
・情報を聞き逃さない
・自身がロールモデルになれるよう努力を怠らない
など日々お客様のサポートをしていきたいと思います。
目標・ゴールは具体的に
以前、記事の「トレーナービジョン」でもお話をさせていただきましたが、目標・ゴールをより具体的に決める事は、お客様のダイエットにもとても重要です。
本日カウンセリング時に、お客様の目標・ゴールをお伺いした時に「お腹を引き締めたい」との一言でした。
急に具体的な数字もお願いするようなことしてしまうと、プレッシャーをかけてしまうと思い、まずは理想の人物をあげてもらいました。
どんな人物が体の理想かお伺いしたところ、
「ミランダ・カー」でした。
ミランダ・カーのような体つきになるには、体脂肪率をどのくらい落とすか、運動の習慣をどれくらいするか、食事のコントロールをどうするかの具体的な数字もご提示したら、納得して頂いた様子でフムフムとご納得頂けたご様子でした。
具体的な数字も交えていくことで、
これから1日をどう過ごすかなど、目標・ゴールに対して逆算して行動を起こすようになります。
具体的な例として、
・ネットでカロリー計算し始める。
・栄養価なども調べ始める。
・コンビニなとでパッケージ裏を見る。
なので、お客様の最初の大まかな目標・ゴールに対してより具体的にしやすい様子に人物などあげてもらい、それに対しての逆算したアプローチを今後も引き続き、していきたいと思います^_^