まずは第1印象を攻め、第2はジェスチャー

本日は先輩トレーナーが初めてお越しくださるお客様に初回体験トレーニングの見学をさせて頂きました。

 

所々ではありましたが、その中で感じた事が幾つかあります。

 

まず1つ目は「第1印象」です。

第1印象が直接的に重要な事だと、アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」にも記されています。

 

f:id:tkrat14:20170608215625g:image

人は何かを判断する時に、お話の内容などの聴覚情報よりも、見た目などの視覚情報を最も信頼するという研究結果のことです。

 

例)

・友人にアドバイスを貰っているが、友人の浮かない表情や、目線がなかなか合わなくて、そっちが気になってしまう。

 

・梅干しやレモンを見た瞬間に思わずツバがでてしまう。

 

第1印象で刷り込まれたイメージは、その人、物事に再度出会った瞬間に無意識に感情に働きかけます。

つまり、視覚情報のほうが優越性が高いためである事が言えます。

 

第1印象はとても重要で、一度刷り込まれた印象は、なかなか書き換えることができないと言われています。。

 

もちろん容姿だけでなく、表情や姿勢も重要となります。

 

そのお客様は比較的ポーカーフェイスが多かったかなと感じました。

そんな方にでも、

・スマイル

・清潔感

など良い「第1印象」というもの提供出来るようにしていこうと思います。

 

しかし、全ての人が直接会って物事を全て完了するのはとても難しい事だと感じました。

電話応対などが良い例かと思います。

 

相手の顔、姿が見えない状態でどう印象を強く与えられるか。

・声のトーンの調節

・言葉遣い

などがその場の割合でかなり重要なのだと感じました。

電話の時は常に、会うとき以上に第1印象というものを良くするよう心がけていきたいと思います!

 

 

また、良い印象にしてからどう分かりやすく伝えるか。と考えた時に、、

ジェスチャー」を交えながら物事を話す。事が重要だと感じました。

 

有名なお話ですが、Apple社のスティーブ・ジョブズさんも身振り手振りを交えながら壇上を右へ左へと歩き回る。といった方法を行なっていました。

 

このような動作を入れることで、話の内容をイメージさせて伝わり易くする効果があるのです。

例)

・筋肉と言った時に力こぶを出す。

・運動、栄養、休養と言った時に3バランスを、イメージしやすい様に三角形を描いていく。

 

せっかく良いお話をしていても、お客様が「…はい。。。」と言った感じで顔がポカーンとしてたら、果たして伝わっているのかと。話し手も不安な表情が滲んでくるかと思いました。

 

なので1つ1つイメージを持たせられる様なジェスチャーを考え、お顔が少しポカーンとしてる方から特に実践いきたいと思います。

 

 

 

ベンチプレスフォーム修正方法

トレーニングの中でもかなり認知度の高いトレーニングのうちの1つの「ベンチプレス」❗️

 

しかし、正しいフォームでこなすのは難しいです。。

〈正しいフォームの例〉

・常に肩甲骨の内転下制出来ている。

・腰椎の過伸展がしていない。

・股関節のみ伸展が行われている。

 

〈間違ったフォームの例〉

・挙上時に肩甲骨が外転挙上している。

→肩甲骨の前傾、三角筋全部に過度なストレス

・腰椎の過伸展。

・股関節伸展が出ず、腰椎の代償。

 

こういった様々な課題があるかと思います。

本日、初めて担当させて頂いたお客様で「肩甲骨が外転挙上している。」フォームのベンチプレスでした。

 

どうしても慣れない方はバーベルをとにかく、押し出そう!押し出そう!Press!という印象があるみたいです。

 

そこで「バーを動かしているのではなく、自分自身が動いてる感覚で行ってください。」と伝えたところ、それではあまり修正はされませんでした。

 

今度は、「腕立て伏せをイメージしながら行ってください。」と伝えました。

そうしましたら、少しフォームが改善?されました!

 

あともう一声と思った時に、

「バーを上げる時に体全体をベンチに押し付けるようにして行ってください。」と伝えました。

その方にはかなりある程度の内転下制が出来るようにとなりました!!

 

つまり、ベンチプレスは

・バーを押すのではなく、体全体をベンチに押し付ける。

事が正しいフォームへの近道となります。

 

※補足

・バーベルの真上に手のひらをかざすとより体全体を押し付けるようなフォームに近づきます。

→手のひらをかざす事により、手前に壁が出来たと錯覚し、思わず後ろに移動してしまうような感覚なのでしょう。

 

なのでベンチプレスでの挙上時に外転挙上してしまう方にこのような方法で今後もアプローチをしていきたいと思います。

 

日光浴で肉体改造

最近は6月10日のベストボディジャパン山梨大会に向けて、日々トレーニング、ケア、そして日焼けに取り組んでいます。。笑

 

5月、6月は紫外線が最も強くなる時期とも言われている中ですが、適度な日光浴は体づくりには重要なのです!

 

今回はそんな日光浴(日焼け)についてです!

f:id:tkrat14:20170603172034j:image

 

年齢によってテストステロン(男性ホルモン)値は確実に変化しますが、季節によってもテストステロン値は変化しています。

 

メラトニン

ビタミンD

・睡眠サイクル

・日照時間

・運動量

BMI

・胴囲

これらもテストステロンレベルの変化に大きく関わっています。

 

日光は私たちのカラダに様々な変化をもたらしています!

日光浴が少なければ、体内で作り出されるメラトニンのようなホルモンの分泌にも悪影響を及ぼします。

メラトニンレベルが低いと、睡眠サイクルにも悪影響を及ぼします。

 

メラトニンとは??

眠りを誘う、『睡眠ホルモン』と呼ばれる一種です。

メラトニンが分泌されると副交感神経系が優位になり、、

・脈拍

・体温

・血圧

などが低下して、睡眠の準備が出来たと脳が認識し、自然と眠りに就くことができます。

メラトニンが分泌される時間は体内時計と連動しており、昼間はほとんど分泌されず、夕方から夜間にかけて多く分泌されるようになっています。

 

メラトニンの役割として

・睡眠作用

・体内時計、生活リズムの調整

・細胞の抗酸化作用

・免疫力アップ

 などがあります。

 

そんなメラトニンが不足すると不眠症や、脂肪燃焼の機能低下、うつ病などを起こしてしまう可能性があります。

 

また日照時間が短くなれば、太陽の光を浴びることで促される、ビタミンD合成にも悪影響を及ぼします。

ビタミンDが不足しているとどんなにトレーニングをしても、筋肉の発達速度は確実に抑制されてしまう研究結果も出ています。

 

日光浴治療を専門に研究してきた、リチャード・ホブディ博士の研究では、体が持つ酸素運搬能力を高め、日光浴が細胞組織にダイレクトに酸素を運んでく役割を担っていると発表しています。

 

また、トレーニングを定期的に行なった場合、ワークアウトと日光浴を組み合わせることで、ワークアウトだけを行なった場合を比較すると、明らかに筋発達、スタミナ、身体能力の向上が得やすくなるとも示しています。

 

つまり、日光浴をする事によりビタミンD合成促進、メラトニンの分泌の正常化を促します!

また、ビタミンDはカルシウムの吸収を高める以外にも最近の研究では、25ヒドロキシビタミンDが筋繊維の質量や出力を増やす役割も明らかになってきています!

 

効率よく日光浴をするには、屋外で出来るワークアウト(公園のぶら下がり健康器など)を行なったり、屋内でワークアウトする時は、移動する時はなるべく日光浴を浴びる(歩く、走る、交通機関はなるべく使わない)ようにするといいかもしれませんね^_^

 

 

 

 

 

 

お客様の本当のニーズ

 

前々回に個人マニュアルのお話をさせて頂いた際のお客様から自分へのご指名を頂きました。

 

そのお客様は前回のセッションでお話をさせて頂いた際に比べ、少し顔を明るくして自分の何気ないお話などして頂けるようになり、私も嬉しく話していきました。^_^

 

しかし、、

お話をしながらまずは軽くウォームアップをして、肩甲帯のP-ROMを出すキャットドッグ、P-UPなどのエクササイズを行う際に、次々に痛みの出る箇所が出てきました。

また、今までの既往歴などのお話をして頂きました。

 

【現在】

・四十肩(棘下筋の拘縮)

・掌屈した際の舟状骨付近の疼痛

・膝にヒアルロン酸の注射を打っている

腋窩付近にシコリがある。疼痛

【過去】

・腱鞘炎

 

などという情報です。

 

様々な問題が出てきて正直どこから手をつけていいか迷うばかりでした。

 

なのでまずは姿勢評価を行いました。

・正面

・側面(両側)

・後面

そして次に出来るものでの柔軟性評価を行いました。

・前屈

・後屈

 

これらの評価をしてまずは足関節からのエクササイズが可能である事が分かったので、まずは1つ1つできる箇所を見つけ出し、エクササイズも行いながら、患部に繋がるケアもしていけたらと思います。

 

 

JATI総会・研修会

本日は大阪学院大学にて「JATI 総会・研修会」に参加させて頂きました。

f:id:tkrat14:20170528232203j:image

参加賞が多く、そして本日は「チートデイ」という日を設けてたくさん炭水化物を取るため、ヨーグルト、和菓子、白米、プロテインなど積んでいたため、良い肩甲帯のトレーニングになりました。。

というのはここまでで…

 

本日の研修会では

・革新的トレーニング(特にメンタル面)

・ファンクショナルトレーニングの理論

・ひめトレ。骨盤底筋群の機能を上げる

などと研修をさせて頂き、

今後の自分としてはお客様の気配り、思いやりを持ち、気持ちの良い話し方を実践していきたいと思います。

 

また、ファンクショナルトレーニング・ひめトレでは、どこの関節がどういう構造・役割をしているのか、再度確認する必要があると思いました。

なので、時間が少しでも空いたら機能解剖図を眺めて、その筋肉の特徴などをつかんでいけたらと思います。

 

研修をさせて頂いているうちに、やはりスポーツのお話もかなりでてくる中で強く思ったのが、、、

「ASK水泳部」を新たに作り、

各都内のマスターズ大会を初め、マスターズ日本選手権までにたどり着けるように日々のパーソナルトレーニングを通して行きたいと思いました。

なので、まずは自分自身を色々実験台とし、それを分かりやすく伝えられるようにしていけたらと思います。

 

 

そして、研修会が終わった後には

大阪でダンス一筋で活動し、頑張っている高校の友人と再会をし、大阪ならではの美味しい食事を摂りながらお互いの「夢」や「目標」について語り合いました。

 

自分自身の話もする事により、再度自分自身へのアウトプットでもあり、良い意味で大きな責任感を感じることが出来ました。

また、友人の活動、夢や目標のお話を聞かせて頂きとても刺激を受けました。

 

また数年後にお互いに笑って上位レベルに辿り着いているように日々の努力は怠らないようにしようと思いました。^_^

共通マニュアルから個人マニュアルへ

本日のセッションで初めて担当させて頂く、お客様に出会いました。

 

表情にイマイチ、モチベーションが上がっていない様子が伺えたので、

・トレーニングを始めてみて新鮮でしょうか^_^?

・〇〇な運動されていたんですね!

・どのくらいなされていましたか??

・お食事で分からない点とかございますか??

 

などとアイスブレイクタイムを作りながら一緒にウォームアップをしていたところ、ポロポロっとぶっちゃけトークがお客様から始まりました。

 

→「前回のトレーナーに炭水化物はほぼNG。野菜中心に一食のお肉のグラム数は100〜150ほど。と言われました。」

→「その食事が出来てれば来てないんですけどね〜。三食きっちり食べて痩せるとバナー広告にあったんですけどね〜。」

→「あと、肩コリというか四十肩で全然手あげられなくてトレーニングのモチベーションも上げづらいので、これも改善できたら良いんですけど……😅」

 

といった内容でした。

 

アイスブレイクタイムで気が少し軽くなってぶっちゃけトークを聞けたのは嬉しく思いますが、内容がとても悲しいものでした。

 

何がいけなかったか??

・食事コントロールではなく、食事制限。

・過度な糖質制限

・お客様全員に対して同じ食事指導。

・肩コリ、四十肩へのアプローチがない。

 

これらに対してのアドバイスとして

・現在の食事から相対的に減らす。

・代用出来るものを提案。

ex)白米→おから麺、食パン→ふすまパン

・低GIインシュリン、ローファットの食事法。

・肩甲帯、肩関節のストレッチ

 

などをご提供させて頂いたところ、

とても明るく様々なお話をして下さるようになり、井上さんみたいな人がいればちゃんと通えます!とおっしゃってくださいました。

 

お客様が本当に求めていることを引き出し、そのニーズに応えて行くことが確実に気分も良くなり、ストレスも軽減され、また続けようと思って頂けるんだと改めて思いました。

 

なので、お客様の本当の「ニーズ」にお応えできるように、話し方なども日々学習して参りたいと思います!^_^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレーナービジョン

先日、自分の将来像などについて考える時間を研修で設けて頂きました。

自分の将来について具体的に考えたことが、数少なく、大まかにしか考えられていませんでした。

 

「将来(ゴール)」と「目標」の違いとは?

 

よく、「将来(ゴール)」と「目標」を一緒になりやすいかと思います。

目標はあくまでも、その将来(ゴール)の途中経過です。

「将来(ゴール)」は最終的なものです。

ex)
将来(ゴール):〜してる。〜になる。
目標:〜をする為に〜をする。

 

目標が定まっていても、将来(ゴール)が見えない方はたくさんいます。

なので、途中でジクがブレやすくなったり、将来が定まらなくなってしまうのです。

 

なぜ、具体的に考えるのか??

→将来(ゴール)を具体的に考えることで、その途中経過である「目標」も定まっていきます。

 

例えば、富士山に登る前の登山者が頂上まで登ると考えています。

しかし、登る方法はたくさんあります。

・歩き

・ロープウェイ

・ヘリコプター

自分がどのような方法で登り、その途中経過でどんな目標立てるか、様々です。

・歩き:1合目で休む、2合目まではこのペースで登る。

・ロープウェイ:登るためのチケットを買う。10分たったら食事をとる。

・ヘリコプター:燃料タンクを満タンにする。10分後に3合目に到着させる。

 

将来(ゴール)はいつまでの期間か。

途中経過である目標はいつまでに〜をする。など、それぞれ明確にすると、成功する確率もグンと上がると言われています!

 

私も最初は10年後の「将来(ゴール)」は大まかでした。

・オリジナルを持つ(自身にしかないモノ)

・色々なジャンルに適応可能なトレーナー

・クライアントさんに対しての思いやりを忘れない

 

これらをより、具体的に考えると

(10年後は30歳ですね…笑)

横浜駅徒歩15分圏内に一戸建てに住み、子供2人の家庭を持って暮らしている。

・自宅から徒歩10分圏内のアパートも借りる。

 

行動計画

→横浜の理想に近い物件を探す。子供2人支える十分な資金を持つ。単価レベルを上げる。

 

・週5日:仕事(クライアントさんの持病のケア、ダイエット、メンタル、水泳やテニスの競技帯同し自身も参加、空いた時間は疑問に思ったこと、生理学・機能解剖・医学・栄養の勉強、S&C・トレーニング講師として母校に行く。)

 

行動計画

→毎日何かしらの疑問・発見を持つ事。日々自身もダイエット・トレーニング・スポーツを鍛錬すること。母校へ定期的に通い、活動内容、自己PRを行う。

 

・週2日:仕事OFF

1日:アパートで勉強し、研究する。

2日:息抜き(スポーツ・ショッピング)

 

行動計画

→仕事での単価レベルを上げ、時間を作る。

 

・ASKテニス部、水泳部を作り、マスターズクラスで都内、神奈川の試合に団体に出る。

→空いた時間で自身も鍛錬する。分かりやすく伝えるための勉学も行う。感覚・理論など。

 

これらの将来(ゴール)の為の重要なポイント

・具体的な計画

・毎日(行動)

・★イメージする

 

特に毎日将来(ゴール)のイメージをすると、格段とゴールにたどり着ける可能性が出てきます!

→考え、イメージすることにより、モチベーション・気分などが上がり、明るい未来だと思って楽しくなる。頑張れる!!

 

私の中ではまだイメージが付いていなかったので、こういったような将来(ゴール)を毎日持ち、日々取り組んで参りたいと思います!^_^